インプラントの種類と形状
2023/12/25
歯科治療で用いるインプラント体は、構造や形状などによってさまざまな種類に分けられます。
使用者や健康状態によって使い分けられますが、どのようなタイプがあるのでしょうか。
この記事では、インプラントの種類について解説いたします。
インプラントの種類と形状
スクリュータイプ
ネジのような形状のスクリュータイプは、多くのインプラント治療で使用されています。
あごの骨に埋め込まれた際、骨と接する面積が大きいためしっかりと固定できるタイプです。
固定の際は適切な負荷で済むため、血流障害を起こして抜け落ちる可能性が少なく、安全に使用できるでしょう。
シリンダータイプ
一部の症例で使用されているインプラント体で、ネジが円筒形になっているのが特徴です。
スクリュータイプに比べ表面積が小さいため、あごの骨との結合がやや弱くなってしまう場合もあります。
ハンマーを使用し打ちつけることで、あごの骨に埋め込むシンプルな方法です。
バスケットタイプ
中心部が空洞になっており、側面に穴が空いています。
治療には高度な技術が必要で、現在では使用例が少ないタイプです。
空洞に骨の一部を埋め込めるつくりのため、理論上は他のインプラント体より結合力が強いとされています。
まとめ
一般的にインプラントの種類には、スクリュータイプ・シリンダータイプ・バスケットタイプがあります。
それぞれの特徴によって結合力が異なるため、相談のうえ自分に適したタイプを選ぶことで快適に過ごせるでしょう。
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健康な歯で快適に過ごしたいとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。