インプラントが抜けた時の対処法と注意点
2024/01/09
インプラントは、適切にメンテナンス・装着をする事で10年程は使い続けられることが一般的です。
万が一、治療後にインプラントが抜けてしまったら、どのような対処法があるかご存じでしょうか。
この記事では、何らかのトラブルでインプラントが抜けてしまった時の対処法と注意点について、詳しく解説します。
インプラントが抜けた時の対処法
人工歯が抜けた場合
抜ける主な原因は、ネジの破損や緩み・セメントなどの劣化です。
抜けてしまった時は、誤って飲みこまないように口から出し、紛失しないよう容器に入れて保存します。
手や舌で触れてしまうと細菌感染のリスクも高まるので、医師に処置してもらいましょう。
アバットメントが抜けた場合
アバットメントとは、歯茎の中に埋め込まれるインプラント体の上部に、取り付けられる部品の事です。
人工歯も一緒に抜けている事もあるので、人工歯が抜けた場合と同様の方法で保存し、医師に相談しましょう。
アバットメントが折れている場合は、新しいパーツへの取り替えが必要なこともあります。
インプラントが抜けた時の注意点
・どこの部分が抜けたかを確認する
・抜けたまま放置しない
・抜けたインプラントを戻さない
・瞬間接着剤などで固定しない
自己判断で対処せずに、必ず専門医に相談しましょう。
まとめ
インプラントが抜ける原因は、セメントの劣化やネジの緩み・アバットメントが折れているなどが挙げられます。
抜けた場合は早期に診療を受けるのが大切なので、できるだけ早めに専門医に相談しましょう。
『医療法人社団 歯舞会 服部デンタルクリニック』では、インプラント治療はもちろん、ホワイトニングなどの施術も行っています。
さまざまな症例に対応してきた経験を活かし、個々に合わせた治療も提案しますので、ぜひご相談ください。